ベイクドカラーのネイルは買い足し不要!自分で作れる秋冬マストのカラー7色

数年前から話題となっているベイクドカラー。今年に入りいよいよ市民権獲得!定番のカラーとなってきました。
ということでネイルにもベイクドカラー旋風が起こっていますが、また新色のネイルを買うのもな〜・・これ以上ネイルの道具を増やしたくないこともあって、自分でベイクドカラーの色調合をしてみました。
私は色の資格を持ち、色に関する仕事をしているのもあって、色の調合は得意なのです!
色の調合は慣れてしまえば簡単です。
ネイルは道具を買い始めたら増える一方なので、流行カラーやポイント使いのカラーなどは自作がおすすめ。
参考になると嬉しいです!
ベイクドカラーとは?
ベイクドカラーとは、英語のBakedで焼くという意味です。ベーカリー(Bakery)と聞くとイメージが湧きやすいでしょうか。
こんがりと美味しそうな焼き色のことをベイクドカラーと呼びます。
焼き色なので、どちらかというと明度の低い、くすんだ色味が特徴ですね。
色は三原色に白と黒でほとんど成り立つ
【画像①色の目安】
くすみのあるベイクドカラーですが、実は色を分解すれば、どれも基本の三原色に白または黒で成り立っています。

●M:マゼンダ(ピンク)
●Y:イエロー(黄色)
世の中にある印刷物は基本このCMYK(Kは黒/blacK)で成り立っています。プリンターもこのCMYKのインクを使いますよね?
このCMYKの明度(0〜100%)を調整することで、さまざまな色を作り出すことが可能です。
例えば、C(シアン)100%は画像のように鮮やかな水色ですが、これに同じ量の「白」を混ぜると、鮮やかさが半分になった薄い水色を作ることができます。
反対に「黒」を混ぜていくと、くすみが入り、今回作るようなベイクドカラーにもなるということ。
つまりは基本の3色に、白や黒を足した合計5色で作れる色は無限!
ポイントは、シアン+マゼンタ+イエローで「黒」になるということです。
不思議ですよね?この5色があれば、蛍光色や偏光色などの特殊な色を除き、いろんな色の調合ができます。
これが色の面白いところ!
以前にも色についていろんな記事をまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね。
関連記事カーキや茶色の作り方、マスタードカラーの作り方、グレージュの作り方
ベイクドカラー7色の作り方
ということで、基本の5色があればベイクドカラーも自分で作れるようになります。
今回はベイクドカラーの虹色を作ってみました!渋い虹w
左から、プラム・テラコッタ・ブラウン・マスタード・カーキ・グリーン・ブルーです。
次の各カラーに書いてる使う5色の割合を参考に、カラーパレットやアルミホイル、コンテナを使ってカラージェルを混ぜてください。
混ぜるものは、カラージェルがすくえるスパチュラがおすすめ!もし持っていなければ、ジェルブラシでカラージェルを取り、爪楊枝で混ぜてもOK。
各カラー表では、どんな明度のCMYのカラーを使えば分かりやすいように、数字のままの色味を表示しています。(例:C56%はすでに白が混ざった色で表示)
三原色カラーをお持ちでない方は、各カラーの似た色を使って調合してみてくださいね。※使うカラージェルやモニターによって仕上がりが異なる場合がありますがご容赦ください。
プラム
テラコッタ
ブラウン
マスタード
カーキ
グリーン
ブルー
ベイクドカラーでトレンド感あるネイルに
落ち着いたトーンが上品なベイクドカラー。
その色の定義は広く、買ってみたベイクドカラーのネイルが思ったより、薄かったまたは濃かったことも。
またネイルの流行の流れは早く、ベイクドカラーも秋冬は取り入れやすいけど、季節が過ぎたらまた1年後ということで品質も心配です。
こういう時こそ、自分で色調合ができるようになると役立ちますよ!持ち物も増えないですしね。
基本の三原色はプロのネイリストも愛用しているシャイニージェルがおすすめです!
色のしくみについて分かりやすい説明もあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
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