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ジェルネイルに必須のクリーナー(クレンザー)はエタノールで代用できる?

07/02/2023

ジェルネイルに必須のクリーナー(クレンザー)はエタノールで代用できる?1

みなさんは、ジェルネイルをするときにクリーナーまたはクレンザーを使っていますか?

私は、トップジェルがノンワイプになったり、アートに使うカラージェルも滲まなくなったりと、ジェルネイルのアイテムが劇的に良くなってからは、あまりクリーナーの出番がなくなってきました。

昔は未硬化ジェルの拭き取りには絶対必要でしたけどね!

それでも先日カラージェルをこぼしてしまったときに、ベタベタが取れなくて大変な思いをしました。

本当はジェルブラシもクリーナーでお掃除してあげた方がいいし、やっぱりジェルクリーナーって必須アイテムだったか・・・と思い、久しぶりに買うことに!

ただ、ジェルクリーナーっていろいろありすぎて、どれを買えばいいか分からない!!

どのジェルクリーナーがいいのか色々調べてみたところ、どうやら無水エタノールでも代用ができそうですね。

今回詳しく説明していきます。

ほとんどのジェルクリーナーはエタノール入り

セルフネイラーが愛用するプチプラネイルショップのクリーナーを見ていると、まず入っている成分がエタノールです。

よってこのエタノールがキーとなる成分だと思われます!

実際に私が購入したグレースガーデンさんとプチプラさんで販売されているジェルクリーナーを見てみたいと思います。

私が持っている2つのジェルクリーナーです↓

ジェルクリーナー(クレンザー)はエタノールで代用できる?2

グレースガーデン ジェルクリーナー

グレースガーデンのジェルクリーナー

  • 50mL
  • 486円
  • 成分はエタノール、ラノリンロウ、香料

プチプラ クレンザープラス

プチプラのクレンザープラス

  • 60mL
  • 459円
  • 成分はエタノール、水、グリセリン

追記>
現在は大きい500mLサイズしかないようです⇒プチプラ|クレンザープラス500mLを見てみる ≫

そもそもエタノールとは?

どちらのクリーナーにも入っているエタノールとは一体どんな成分かと言うと、

「エタノール」とは、国際化学命名法による呼び名で、一般にはエチルアルコールと呼ばれるアルコールのことです。 参照:健栄製薬株式会社

ということです。

無水エタノールと消毒用エタノールの違い

健栄製薬株式会社さんのエタノールって薬局などでよく見かけますが、エタノールはエタノールでも、無水エタノールと消毒用エタノールと分かれています。

見たことないですか?

参照:健栄製薬株式会社

ではジェルネイルのクリーナーに入っているエタノールはどちらになるかと言うと、

エタノールは、アルコール濃度の高い順に
無水エタノール(99.5vol%…※1)、
エタノール(95.1~96.9vol%)、
消毒用エタノール(76.9~81.4vol%)
の三種類に分類されていています。 参照:健栄製薬株式会社
※1 …vol%はアルコール濃度の単位。エタノールは空気中の水分も吸収しやすい性質があるため、無水エタノールでも100%にはなりません。

ということで、ジェルクリーナーは、無水でも消毒用でもどちらでもない!というところでしょうか。

でも健栄製薬株式会社さんの説明で確認すべきところは、そのアルコール濃度。

その濃度の数字からだけ言えば、無水エタノールのほうが近そうですね!
※ネイルショップの表記が正確であればw

無水エタノールから消毒用エタノールが作れる

消毒用エタノールはその名の通り、消毒するのに向いているエタノールなわけですが、では無水って何?
ってこちらもその名の通り、水分がほぼ無いエタノールとなります。

無水エタノールは、水分をほぼ含まない純度の高いエタノールのこと。洗浄力が高く、あっという間に蒸発する性質を持っていることから、水拭きができない電気製品などの掃除に使われてきました。刺激が強く、肌に直接つくと水分を奪ってしまう性質もあります。アルコール濃度が高いため、消毒力もその分強いように思われがちですが、瞬時に蒸発してしまうため、逆に消毒には向いていません。 参照:健栄製薬株式会社

先述した通り、アルコール濃度が高い順(無水エタノール→消毒用エタノール)になるのは、水の量が関係しています。

なので無水エタノールを精製水で薄めると、消毒用エタノールができるということ。

となると!

グレースガーデンさんのジェルクリーナーのほうが濃度の濃いアルコールの可能性がありますね。
※実際にはプチプラさんの水分量も分からないし、エタノールの定義のアルコール濃度も幅があるので推定です。

ジェルクリーナーの代用にコスパを考えるなら無水エタノール

では話をジェルクリーナーに戻すと、どうやらエタノールに重きをおけば、ジェルクリーナーの代用品としては、無水エタノールが使えそうです。

メリットはなんと言ってもコスパ!

例えばグレースガーデンさんは50mLで471円、250mLで941円ですが、無水エタノールなら500mLで1,253円。

そう考えると、やっぱりコスト削減でネイルサロンでもジェルクリーナーとしてエタノールを使うところは多いと思います。

ちなみにプチプラさんのクレンザープラスが60mLで459円とグレースガーデンさんより安価なのは、もう想像つきますよね?
(おそらく水を混ぜているからだと思います!)

番外 ネイル工房

参照:ネイル工房

  • 60mL
  • 777円
  • 水、イソプロパノール、アセトン、酢酸エチル、香料、赤227

このジェルクリーナーは買ったことはないですが、よく使うネイルショップなので調べてみました。

ということでネイル工房さんのジェルクリーナーだけエタノールが入っておらず、アセトンやら赤227という着色料が・・・
んー・・・・

またもや健栄製薬株式会社さんのサイトでは、

イソプロパノールとエタノールの消毒効果の違いは?
イソプロパノールはエタノールとほぼ同等の消毒効果を示すものの、親水性ウイルス(ノロウイルス、アデノウイルスなど)に対する効果はエタノールに比べて劣っています1,2)。したがって、ノロウイルス、ロタウイルスおよびアデノウイルスなどの消毒では、消毒用エタノールのほうを選択してください。 なお、イソプロパノールの毒性はエタノールより2倍程度高いです3)。また、イソプロパノールはエタノールに比べてより強い脱脂作用を示します(イラスト)4)。すなわち、手指消毒に70vol%イソプロパノールなどを用いると、手荒れが生じやすくなります。したがって、イソプロパノールのほうが安価であるものの、安全性などの観点からもエタノールの使用が勧められます。3.7%イソプロパノール添加により酒税が免除された消毒用エタノール(消毒用エタノール液IPなど)を使用してください。 参照:健栄製薬株式会社

という掲載が・・・

簡単にまとめると、イソプロパノールよりエタノールの方が消毒ができ、安全性などの観点からもエタノールを使うことを推奨と書かれています。

日本製はうれしいですが、ちょっと気になる内容ですね。

追記>
このネイル工房のクリーナー&リムーバーはどうやら販売終了になり、ZECCAという新しいクリーナーとリムーバーの取り扱いに変わりました。

こちらのリムーバーは「エタノール入り、着色料なしの無色」みたいですよ!60mLで500円(送料込み)なのでコスパもいいかも!
⇒【ネイル工房】zeccaクリーナー&リムーバーを見てみる ≫

ジェルクリーナーについて

今回は気になっていたジェルネイルのクリーナーについて調べてみました。
どうやら無水エタノールが代用できそうで、コスパも抑えられそうですね。

まぁ実際のところは、使用するジェルネイルとの相性もあると思います。

またいくらジェルクリーナーが市販のエタノールと似たような成分であっても、そちらを使ってとも言えないでしょうし、必ずしも無水エタノールで未硬化ジェルが拭き取れるとも言えない(書けない)と思います。

いろいろ比べてみた結果、私はグレースガーデンさんのジェルクリーナーがいいなと思いました。実際に使ってみて、未硬化ジェルの拭き取りも問題なくできましたしね。

今回は小さいサイズ(50mLで471円)を買いましたが、大きいサイズ(250mLで941円)にすれば、無水エタノールの金額とまではいかないけどベストチョイスだと思います!

ジェルネイルに必須のクリーナー(クレンザー)はエタノールで代用できる?1

写真左は50mLサイズ
グレースガーデン|ジェルクリーナー50mL

大きいサイズの方がお得!
グレースガーデン|ジェルクリーナー250mL

追記>
コロナウイルスで消毒がマストのご時世です。プチプラで販売しているクレンザープラスは、アルコール濃度78%で、ジェルクリーナーとしての使い方以外にも手指消毒にも使えると表記があるのでエタノールの代用にいいかも!
詳しい説明は⇒クレンザープラスについて

500mLで1,826円です!