ジェルネイルの塗り方|キレイな仕上がりと持ちを良くするコツ
こんにちは!2012年からセルフでジェルネイルを始めた私Momo(@selfnailbook)ですが、実はその前からネイルサロンに通っていたので、かれこれネイルとは10年以上の付き合いです。
マニキュアそしてスカルプチュアと始まり、ジェルネイルも長年ネイルサロンでしてもらっていたので、セルフでもできるだろうと簡単に考えていましたが、これが難しい!
ジェルネイルの表面がボコボコになったり、塗ったもののすぐ取れてしまったりと問題ばかり。
その後、友人のプロのネイリストさんに徹底的に教えてもらってからは、うんとジェルがキレイに塗れるようになりました。
この記事では次のようなジェルネイルのことで悩んでいる人におすすめです。
- セルフでジェルネイルを始めたものの、ジェルがキレイに塗れない
- いつもジェルがすぐリフトしてしまう
- セルフでジェルネイルを始めるならどんなアイテムがいいか分からない
そんな人に役立つジェルネイルの塗り方についてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
ジェルネイルをセルフでも上手に仕上げる塗り方やコツとは?
プロのネイリストである友人曰く、ある1か所を見るだけで、その人がプロかセルフネイラーかが分かるそうです。
そのポイントがジェルネイルをキレイに仕上げるコツということですね!
今回は、1番シンプルだけど仕上がりに差が出るジェルのワンカラーを軸に説明していきます。
ネイリスト直伝ジェルネイルの塗り方
カラージェルを塗ろうということで、いきなり爪の根元から塗っていませんか?
間違いではない塗り方ですが、初心者にはもっと簡単にキレイにジェルを塗れる方法があります。
爪の根元をキレイに塗るためにも、はじめにカラージェルを爪の真ん中に置いてから、根元にはジェルブラシで押し出すようする塗り方がポイントです。
ジェルブラシに残ったカラージェルで爪の先端を塗ります。
そしてもう一度カラージェルを取り、今度は爪の根元からカラージェルで塗ります。
この塗り方の順番にするだけで、爪の根元をキレイに塗ることができます。
そう、先ほどの「ある1か所」とは爪の根元の塗り方ですね!
仕上がりを比較してみましたが、どうですか?↓
初心者にありがちなのが、ブラシでカラージェルを取って、そのまま爪の根元から塗っているため、根元がブラシの毛先の形になってしまうということです。
でもこの爪の根元をキレイに塗るだけで、劇的に見た目が変わるということですね!
ジェルネイルの根元の塗り方で持ちが変わる
爪の根元がガタガタになってしまうと、見た目だけでなくジェルの持ちにも影響します。
ジェルがはみ出た部分は、爪と接着していないため、どうしてもリフトしやすくなります。
きちんとくっ付いてないので、そこをきっかけにジェルがはがれてしまうことも。
ジェルが爪からはみ出てしまったら必ず拭き取る
ジェルを塗っているとき爪からはみ出てしまったら、オレンジスティックなどを使って、はみ出たジェルを拭き取ります。
オレンジスティックが太すぎて、キレイにジェルが拭き取れない場合は、目の粗い(180Gなど)ファイルで削って使います。
もしオレンジスティックがなければ、セルフなら反対側の自爪を使うなど、とにかく必ず拭き取りを!
ジェルがはみ出た状態で硬化してしまわないようにします。
爪のエッジ(先端)やサイドまでジェルを塗る
爪のエッジと呼ばれる先端もしっかりジェルを塗ります。先端とは?
つい塗り忘れてしまう部分でもあるので、カラージェルを塗るときは必ず先端にも塗ってあげてください。
同様に爪のサイドも塗り忘れになりがちな部分。
丸みのある爪は、ジェルブラシの向きを変えてしっかり塗ります。
このように丁寧な塗り方でジェルの仕上がりと持ちが劇的に変化します。
基本のカラージェルの塗り方は、ネイルのカラージェルの塗り方|色ムラをなくす筆の使い方を図解で紹介を合わせて見てみてくださいね。
プレパレーションをしっかり行なう
爪の根元のきわまで塗るコツとして、ルールスキンや甘皮の処理をきちんと行なうことも大切です。
甘皮処理は初心者なら無理して触らなくてもいいというネイリストさんからの助言から、私は毎回はおこなっていません。
ただし必ずメタルプッシャーを使って、甘皮の押上げはしています。
こうすることで、爪の表面に段差がなくなり、根元ギリギリまでジェルを塗ることができます。
基本のプレパレーションのやり方は、ジェルネイルをする前に必ず行うプレパレーション(下準備)のやり方を参考にしてください。
爪の表面を平らにする
ジェルネイルは、主にベース・カラー・トップの階層で仕上げます。
よってベースジェルがすごく重要です!
ベースジェルの表面をガタガタにしてしまうと、カラージェルに響き、カラージェルの表面をガタガタにしてしまうとトップジェルに響きます。
もっと言えば、最初の自爪がガタガタであってもあまりよくありません。
ただ自爪の表面をガリガリ削って平らにするのは好ましくないので、ベースジェルの段階で表面を整えてあげます。
ジェルのセルフレベリングを理解する
表面を平らに仕上げる上で理解しておきたいのが、ジェルの特性であるセルフレベリング。
ジェルを爪に塗った直後は、ジェルの塗布量やジェルブラシの刷毛跡で表面がボコボコに見えるかもしれませんが、しばらく経つと平らになります。
例えばコンテナに入っているジェルをブラシやスパチュラで触ると、粘度で少しツノが立ちますが、時間の経過とともに、またジェルの表面は平らに戻っていますよね?
そのようにセルフレベリングと呼ばれる平らになる特性を活かして、ジェルを塗ったら少しだけ待ってあげることで表面を平らに仕上げることができます。
塗りやすいジェルやカラーに変える
ジェルのメーカーや種類によって、粘度が違うことがあります。
当然、粘度の高いジェルは塗りにくく、反対に柔らかすぎても爪の横に流れてはみ出してしまうという難点も。
ネイル工房さんでは、白パケ・黒パケと同じカラージェルでも2種類の粘度が用意されています。
白パケはワンカラーにも塗りやすい粘度なのでオススメです。
またカラーのパステル系は色ムラになりやすいことにも注意が必要です。
この場合は、数回に分けてカラージェルを塗るとキレイに仕上がりますよ。
写真:セミハードの艶まる(左)グレースガーデンのトップジェル(右)
トップジェルは、ネイルパーツもしっかり固定できるセミハードタイプも愛用していますが、粘度が高く少し塗りにくいです。
初心者の方は、パーツ部分だけにこういったハードなジェルを使用して、仕上げのトップジェルにはグレースガーデンのような使いやすい粘度がオススメ。
私はグレースガーデンさんのトップジェルだけでなくベースジェルも愛用しています。
グレースガーデンのジェルはちょうどいい粘度で、コンテナタイプはジェルブラシで取ってから爪に塗るので、ボトルタイプと比べると断トツに塗りやすいですね。
ジェルブラシの毛質を変える
使うジェルブラシによってもジェルの塗り方・塗り心地に大きな差が生まれます。
プチプラのジェルブラシはほとんどがナイロン製ですが、1本3,000円前後のジェルブラシとなると、コリンスキーと呼ばれるイタチの毛質のものになります。
コリンスキー
ネイリストさんからは、ベースジェル・カラージェル(特に全面塗り)・トップジェルには絶対良いジェルブラシを使ってと言われてから、セルフネイラーながらもパラジェルの筆を愛用しています。(※現行モデルはボディーが黒色)
やはりナイロンとは違う毛質なので、ジェルの塗り心地が全く違います。
ナイロンにはない柔らかさで、表面を平らにキレイに塗りやすく、ブラシの跡も出にくいです。
本当は全部のジェルブラシをコリンスキーにすればいいのでしょうが、セルフでしかも初心者なら1〜2本コリンスキーのジェルブラシにして、あとはナイロンでもいいと思います。
実際に、プロのネイリストさんもラメグラデーションなどはナイロン製のブラシでも同じような塗り方であれば、そこまで差が出ないと言っていました。
最近ではマニキュアのようなボトルタイプのジェルも多く、便利な反面、刷毛だとキレイに塗りにくいのも事実です。
刷毛跡が残ってしまったり、塗りにくい場合は、中身のジェルをパレットに取って、ジェルブラシを使って塗るというひと手間でも仕上がりが変わってきますね。
ジェルやブラシなど特性を知って使いこなす
このようにちょっとした塗り方の工夫やミニ知識で、セルフでもジェルネイルをキレイに仕上げることは可能です!
なんとなく今までの通りの塗り方だったり、知らずに使っているネイルアイテムはありませんか?
今回ご紹介した全てのネイルアイテムは、2012年からセルフでジェルネイルを楽しんでいる私が今も変わらず使っているアイテムです。
クリックで各アイテムの商品ページへ飛べます↓
- グレースガーデン|ベースジェル
- グレースガーデン|トップジェル
- ネイル工房|カラージェル白パケ
- ネイル工房|カラージェル黒パケ
- ネイル工房|オレンジスティック
- Eternalwild|メタルプッシャー
- パラジェル|ジェルブラシ平筆
プロのネイリストに選んでもらったのもあり、どれも初心者でも使いやすいアイテムです。
これからジェルネイルを始めようと思っている人や、始めたけどキレイにジェルが塗れないあなたは是非参考にしてみてください。
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