トールペイントの技法がネイルに使える!アートが豊かな表情になる方法
トールペイントに使われるストロークと呼ばれる技法をご存知ですか?
ストロークとは、筆1本でその筆圧や角度などを上手に使ってさまざまな線を描く技法のことです。
力の加減で線に強弱を持たせることができるので、言い換えれば筆1本でグラデーションを描くことができます。
ネイルにも使える技法で、ストロークができるようになるといろんなアートを描くことができるようになります。
ここでは基本のストロークは4種類をご紹介します。ぜひマスターしてください!
トールペイントとは?
トールペイントとは、主に家具などの木製品に絵の具を使ったアートのことを意味します。
トールペイント (英語:Tole painting) は、家具などの木製品に絵具を塗る手芸、フォークアート。 引用:Wikipedia
その美しいアートは今では木製品だけでなく、ネイルにもいろいろ取り入れられるようになりました。
このトールペイントのアートのやり方で有名なネイリストは、天白麻耶先生!
とても繊細で美しいアートが得意のネイリストさんです。
先生のような美しいトールペイントが描けるようになるには、ジェルの特性(粘度や使う量)を理解して、筆使いの達人にならないとですね。
ストロークとは?
はじめに少しお伝えした通り、ストロークとは筆1本を使って、その圧や角度などでいろんな線が引ける筆運びの技法です。
使う筆が丸筆なのか平筆なのかでも少し仕上がりが変わる、表情豊かな技法となります。
ストロークで大切になるポイントは3つ
トールペイントは絵の具を使うアートですが、ネイルにはジェルを使うこともできます。
トールペイントをジェルで行なう上で大切なのが次の3つ↓
- ジェルの量
- ジェル筆の角度
- ジェル筆の筆圧
<ジェル量について補足>
ジェルの持つ粘度によって少し量が変わってきます。個人的には粘度の高いジェルより、低い方(柔らかい方)が扱いやすいですね。
各ネイルメーカーによって粘度は違うので、使いやすいジェルを探してみてください。
この量・角度・筆圧を理解することで美しいトールペイントができるようになります。
トールペイント基本のストローク4種類
ストロークには色んな種類がありますが、まずは基本のストロークの技法をマスターしましょう!
- ベースストローク
- カンマストローク
- Sストローク
- Cストローク
ベースストローク
スタート時は筆を45度に持ち、角度を付けた状態で点を打って矢印の方向に向かって、筆圧を弱くしながらラインを引きます。
最後は筆先を持ち上げて、先端が尖るように仕上げます。
●筆圧:強→弱
カンマストローク
ベースストロークのスタートと同じで、筆を斜めに持ちカーブを描きながら徐々に筆圧を弱くして、最後も同様に筆を持ち上げて先端を尖らせます。
●筆圧:強→弱
Sストローク
筆圧は弱→強→弱の順で、アルファベットのS字を描きます。
●筆圧:弱→強→弱
Cストローク
Sストロークと同様で、弱→強→弱の筆圧でアルファベットのC字を描きます。
どちらも共通で、真ん中が太くなるようにします。
●筆圧:弱→強→弱
この4つがトールペイントでも基本のストロークとなります。
これらを平筆で描くとSストロークとCストロークはほぼ同じような仕上がりになりますが、1つ目のベースストロークと2つ目のカンマストロークは始まりが点(丸みを帯びた先端)ではなくて、平筆の筆幅の真っ直ぐなラインになります。
平筆を使ってSストロークとカンマストロークを組み合わせると・・・?
なんと!
こうして葉っぱが描けます!
トールペイントって面白いですよね!
さらにこの葉っぱに葉脈や葉っぱの周りにラインを入れるだけで、より葉っぱらしくなります。
このように強弱を上手に使い分ければ、トールペイントのような美しいアートがネイルにも活用できます。
他にもトールペイントの技法を使ったいろんなネイルのやり方を紹介しています!ぜひ参考にしてみてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません